つよく生きているか

2019〜2020のくらむせかい,くらむの日記

7月9日火曜日

朝から雨が降っている。

「わたしはどのように根本的に変わればよいのか」ということを考えることをやめたことはなかった。

昼食後気分がよくない。読書が動揺したのかもしれない。袋に空気穴が開いた1週間ほど前のドーナツをひとかけら食べたからかもしれない。雨だからかもしれない。頭痛がする。
吐き気がするまま、母と精米に行く。ふらふらとする。下痢になるだろうか。図書館に行く。本を眺めていると、知らぬ間に気分がやや落ち着いている。

父が大声で話している。
今朝は、「10パーセント上がって10パーセント上がったら、90パーセントの増税だ」と言う。

体調がわるいのだと考えて、あきらめて刺し子をする。
体調がわるくなると、絶望的になる。ほらね、とおもう。「ほらね、わたしはやっぱりだめなんだ。働けない。自殺するしかない。お金を稼げないのだから、首をくくるしかない。ほかにない」
体調がわるくならないように気をつけて、体調がわるくても働く。
坂口恭平を読むが、どうしたらよいのかわからない。

死にたくないさ。なぜ。わからない。

簡単に考えるつもりだ。ほかに選択肢はないことにする。それだけでいい。決めた通りに生きすすむだけでいい。「だめだった」ということはありえない。それはありえない。もう挫折はないのだから。生きるか、それができなければ、殺されるだろう。

読書がこたえているのかもしれない。
天候がくるしいのかもしれない。

両親が大声で話している。原爆や、歴史の中で死んだ人間の数の話をしている。

昨日は放送大学に行くことにした。昨日の夜はそれを考え直して、同じ費用で本を読むことにした。どちらも労働して収入を得ることが前提として決まっている。
だからどちらでもいい。
どちらでもいい。

働けなくても、生きてよければいいのに。
お金がなければ、生きてはいけない。
わたしは穀潰しをやめなれけばならない。当然のことだ。
わたしには生きる価値がない。生きているだけでよい価値はない。
助けて!
働けないけれど、死ぬのが怖い。

考えながら、しがみついている。自暴自棄になるな、しっかり生きろ、しっかり生きろ。働いて、しっかり生きろ。できなくてもやるんだ。やるんだ。

助けて!

精神科に通ってはならなかった。通ったら直るとおもっていた。それはたぶん誤解だった。家族が正しかった。恥さらしは隠さなければならない。
これからは、普通の人間にならなければならない。
お薬はない。
免罪符はない。
それでも、自分は自分を知っている。
それでも、狂っているふりはしてはならない。
これからは、精神科に通い薬を飲んでもできなかったことを、ここからやらなければならない。普通の人間にならなければならない。
苦しくありませんように。
痛いのは怖いです。
怖くありませんように。

わたしにできないことが、どうか、できますように。

たぶん、もうなにひとつ、間違えてはならない。

夢中になること。ひとつ上の困難に夢中になること。そうすれば、ひとつ下の、昨日まではいちばん上にあった困難も、たいしたことないものになる。そうやって、自分をいじめて、いじめて、いじめてしか、生きてこられなかった。

他人のように生きなければならなかった。
わたしのままでは許されなかった。
できないことこそできなければならなかった。
わたしは正常範囲にいなければならなかった。
わたしができることは認められなかった。
わたしができないことが指を指された。
指を指したのはわたしだ。

わたしは許されなかった。
仕方がないではないか。
許される人間になる。

生命と、生命ほど大切なものがある。

難しく考えないこと。

咳が止まらない。

具合なんてわるくない!
わたしは他人と同じ、だいじょうぶ、同じです。

できるよ。

・無駄なこともできるようにならなければならないとおもう
・簡単に考えること

今夜考えていること
・冬には短期の仕事をする
・それまでは図書館に通う
・春には前職種に働く(できればパート雇用)
・働きながら精神はあまりなくなる
・働きながら本を読む
・精神はあまりなく生きる
・優しい人になる
・春からは知りたい本は月に一冊を予定にする
・本は基本買わない
・他のものも買わない(予算を守る)
・精神はあまりないように…

完全に間違いのないことをしたい。そうでなければ許されないからだ。いますぐ正しいものになって、通常の人間になって、通常の人間を越えたものになりたい。なぜならばそうでなければならないからだ。
…心は色々なふうに考える。どうにか考えたら、間違いのない決断をしたら、よいとおもう。
完璧でなければゆるされない。失敗や間違いや、やり直しない。もうない。

穀潰しにもう1日も耐えられないのではないか。
今夜にも破綻するのではないか。
明日はどうだ。
自信を持って、「できるから!」とは言えない。
でも、自信がなくても、言わなければならない。