つよく生きているか

2019〜2020のくらむせかい,くらむの日記

7月10日水曜日

朝ごみを出しに行く。すずめのご飯をあげようか迷うが、父の正しいやり方でできないとおもい、やめる。
昨日は午前中尿がとまらなかった。30分ごとに尿意が限界になって、激しく放尿される。
今朝は眠い。
昨夜は具合がわるいと考えて眠った。
ここ数日は眠る前には緊張症を考えている。眠る前に考えることには無意識が影響しているようだ。そぐわないことを考えても拡がらないが、そうではないことを考えると、気持ちが染まって、やすらぐ。なにも考えられない夜は、あまりよくない。そうなると、腕などを切らなければならなくなる。

白鵬関の肘のサポーターには鉄が仕込まれている」と父が言う。

「クリームパンの包装のビニールの口をぎりぎりに切ってあるのは男の仕業であり、それは「おれはこんなによいことができる」という意思表示だ」と父が言う。

先日書店で並んでいる本の紹介文に「発売時は入荷していなかった本であるが、客から「ぜひ取り扱ってほしい」という要望があって、展開を決めた」と書かれてあった。並んでいる本の表紙には、テレビゲームをしている髭のはえた男がうつろな顔で描かれている。80才の親が死に、40才のひきこもりが残る。
どうすればよいのだろう。
未来のことを考えている。もっと考えないようにしなければ、動けない。

午後母と買い物に行った帰りの駐車場で「そうだ、こう生きるしかない」とおもう。1日中そうしておもいつづけている。
いったいどうすればよいのだろう。
どうすればよいというのだろう。

わたしはわたしがわからない。寒いとおもって震えて、セーターを着ていたら、気分がわるくなる。どこかの時点で身体はもう寒くなくなっていたらしいが、わたしは寒いとおもっていた。
わかることしか書かないから、わかることしか考えないから、少ないことを繰り返し書いている。ほとんどのことはわからず、考えられず、書けない。
わからないとおもっている。
わからないとさえわからないことが…

今日おもったこと
・家族と折り合いながら働きに出る自信がないから、働いてひとり暮らしをする(仕事でぼろぼろになって、朝も夜も父の罵倒を聞く。そうしてきて、つらかったから)
・母が死んだら、わたしひとりで父と生活していけない。やりとりができないし、父の介護をひとりでする自信がない。自分の介護を頼む勇気もない。父とわたしはふたりともが苦しむことになるとおもう。わたしは父を支えたいし、父は母を恋しがるだろう。
・父が死んだら、母とふたりで生活できるだろうか。生活費はどうなる。母の介護はできるだろうか。これまでは父を介してやわらいでいたものが、濃密になってしまわないか。かすがいがなくなってしまう。母はわたしを憎むかもしれない。父なしに、どうやりとりをすればいいのか。母を支えたい。そのとき自分がつぶれていても、母が倒れていても、どうなってしまうのだろう。
・両親が死んでしまったら、わたしはどうすればよいのだろう。実家には弟が家族と住むのだろうか。それとも手放すのだろうか。わたしはここでひとりで暮らすのか。それとも、部屋を借りて、ひとりで住んで、福祉を受けるのだろうか。福祉はわたしを受け入れてくれるのだろうか。薬を飲まなければならないのだろうか。
・家族が元気ないまから、ひとり暮らしをはじめて、支えてもらい、なれていくべきだろうか。頻繁に実家に通って、孤立せずに、しかし生活を自立できるように…
・家族とここで生涯暮らすことをしっかり理解するべきだろうか。そうして、家族ともっとやりとりができるように、ここで自立するべきではないか。それができるのか。
・どこに向けばよいのだろう。どう努力すればよいのだろう。フルタイムの前職に就けるようにか。アルバイトができるようにか。
・すこしリラックスして働ける職場を見つけよう。2年くらいずつ働くくらいに考えよう。
・県外就職をしようか。
・ここで生きていく。ここで生きて、自分も生きて、他人も殺さないですむように、自分を変えなければならない。
放送大学の授業や試験に通うことで、自立する訓練をするか。
・アルバイトをして…
・前職のパート勤務をしながら資格の勉強をして、県外に試験を受けに行く。ストレスに耐える訓練にする。お遍路をする。
・狂っている。
・狂っている。
・介護助手、看護助手の仕事をする。清掃よりも、人聞きがよいから。
・そんな体力はない。
・狂っている。
・食料品店は寒い。
・病院はあたたかい。
・排便はウイルスになる。
・体調が悪くてもできる仕事をする。
・すこしでも体調が悪いとできない仕事をして、休むことを覚える
・体調
・認知機能
・気持ち

肩が凝ってしまう。ストレッチをするが改善しない。ロキソニン飲む。効く。

・わたしは知恵が遅れている
・わたしは狂ってしまっている
・わたしは脆弱である
・わたしは直らない。

じゅうぶん狂っている。
けれど、それはなんの意味もない。

どのように努力をするべきかわからない。
両親に決めてほしい。言ってほしい。
言ってはもらえない。
選択してから、否定される。ため息が聞こえる。胸が張り裂けそうになる。間違ってしまったんだ!

壁に耳を当てても、もうあまり聞こえない。
家族はもう言わない。

ふいに死ぬかもしれないのだから、あまり考え込まないで、生きたらどうか。

知っている。働くことの難しさ。所属することの狂気。なぜかわからない、ただとても、とても、苦しくなる。縛られているとおもう。自分で決めなければならない。自分で辞めなければならない。そんなおもいでいっぱいになる。身をまかせられない。そんなことはできないからだ。すべてがわたしの責任で、わたしひとりで決めなければならず、わたしが指をさされなければならない。わたしが…

小学校の時に水泳の授業で溺れたのにだれにも気づかれなかったから、わたしは壊れたのか。

どう生きればよいのかわからない。
どう生きれば、家族にゆるされるのかわからない。

お金を稼いで生存すること。
家族と暮らすこと。

今日は尿は多すぎることはなかった。

今日はわるいことを考えすぎたし、ここにもわるいことばかりある

どう生きたら、ゆるされるのだろうか。

恐怖に身動きがとれなくなる。

雨が降っている。
わたしは…わたしを殺すべきだろうか。

猫のテレビはもうなくて、母が5分間のテレビを順番につけて見せてくれた。父と母と3人で見た。
そのまえには月160時間の残業で新卒の半年で自殺した教師の損害賠償のニュースを見た。
猫と犬を見た。
はじめは猫がつづいた。

夜散歩に出ると、すごく怖かった。雨の音も、けぶって真っ暗な道も、怖かった。とても怖い。