8月17日土曜日
夢を見る。精神科病棟に家族や親戚といる。わたしは姉をそばに置
今朝は早起きをしなかった。わたし自身も30分普段よりも眠って
わたしという存在の内側によろこびはなくなったのだろう。楽しむ
楽しめるようになるのではなく、楽しめないことに慣れたほうがい
金を稼いで母にほんのすこしだとしても楽をさせたい。
わたしは家族にひつようとされていない。義務のようなものとして
わたしは求めてはいけない。そのことをわからなくなってしまう。
ひとりぽっちだ。我慢強くないから、聞き分けがよくないから、父
身体がやすらげない。どこにもやすらげない。
おそろくわたしは従属しなければ生きていけないだろう。支配され
昨日は、「服などを、着たいな」とおもった。
わたしはここで死ぬのだろう。
生存は許されていない。
金を稼ぐために生み出された。役目を果たすために作られた。
わたしの生存は許されていない。
金を稼いでいない。
ひとはなにをしてよろこぶのだろう。
好きだったこと。
・音楽を聴くこと
・絵を描くこと
・部屋を自分らしく飾ること
・服を着ること
・髪型
・靴を履くこと
・お菓子を作ること
・勉強をすること
・コーヒーを飲むこと
・文房具店に行くこと
・映画を見ること
・飼い猫と飼い犬
・母の日と父の日
・ほぼ日手帳ガイドブックを読むこと
・空想
顔をあげられない。
金を稼げたらそれでいい。
金さえ稼ぐことができればここにいられる。
ここにいられるだけだけれど、ここにいられる。
ここ、いま、以上にはならない。金を稼いでも生活は変わらない。
すこし居すぎたのだろう。天気と帰省とお盆。居すぎた。身体も心
いまでも辛いから、いまよりも辛くなったら、耐えられないのでは
そのことに怯えている。そばにいなければ、すこしでも離れてしま
戻れなくても生きていけるか。
なんのために生きているのだろう。
わたしの快感のため?
なんて淋しいのだろう。
身体がじょうぶならよかった。なんでもできたのに。
精神がタフならよかった。どうにでも生きられたのに。
でもその人生にも、なんの意味があるだろう。
わたしは望まれたようには金を稼げなかった。
だから望まれたようには生きられなかった。
うんざりだ。
なにもかもにうんざりだ。
家族には絶対に捨てられたくない。
こんな人生、こんなわたしだけれど、ひとつだけ確実なよろこひが
それだけが、わたしの希望なのかもしれない。
他人を殺す前にわたしが死ぬこと。
わたしは自分を信じていないし、他人もわたしを信じてはいない。
1ミリでも動いたら見捨てられる。
遺棄される。
金を使わないことが父のよろこびだ。生活などはどうでもいい。テ
あきらめたらどうか。
生きることをあきらめるのだ。
・就職をあきらめる
・日中の仕事をあきらめる
・自立をあきらめる
・よろこびをあきらめる
・意味をあきらめる
・支配されること
・金を稼ぐこと
・稼いだ金を使わないこと
・ものを言わないこと
・目障りにならないこと
・食べないこと
・音を立てないこと
眠る。食べる。
なにかひとつがひっかかる。
自殺していなくなった、みたいに生きること。
感謝すること。
金を稼ぎ、稼いだ金を使わず、息を殺すこと。
自分を誤解していた。まるでなにかができるひとみたいに。
感謝すること。
わたしはここまで。
すべてを父の思い通りにしたらいいのだ。家の中に引きこもって、
わたしは子どもなのに、子どもになりきれないでいる。だから、就
ひとつのわたしは、5秒しかいない。
だれも変化に耐えられなくなった。よくなるかも、わるくなるかも
疲れてしまった。
神さまに教えてもらいたい。
わたしはどう生きたらいいのか。
・自殺をする
・息を殺して、依存し支配される
・自分を自分で守りながら家族と暮らす
・自立をする
10年未来をわたしはどのようにやり直せばいいのか。
しっかりしたいとおもう。
しかし、その力がないとかんじる。
身体も心も重い。
疲れてしまった。
自分にも現実にもうんざりだ。
だれもが懸命に生きている。
わたしの努力が足りないのだろうか。
父の言う通りなのだろうか。
そうなのだろう。
わたしはいまから努力をすればよいのだろう。
ほかに道はないのだろう。
わたしは…
『アップルと月の光とテイラーの選択』を読みながら、ひとはなぜ
午後4時以降は理性を失うわたし、たのしみもよろこびも自分ひと
わたしはなぜ生きていくのだろう。
わたしは、他人を憎んでいた。心底だ。言葉では、「他人」と呼ん
わたしは、愛したくて、生きているのだろう。ひとは、自分に向い
わたしは、他人と関係することに向いていない。そうであるからこ
ひとりで生きてはいけない。ひとりでなければ生きてはいかれない
他人が怖い。みなわたしを殺すから。わたしは殺されたくないから
家族が怖い。見捨てられてしまうから。見捨てられたくないから。
わたしは、たぶん、最後まで、最後の最後まで、今日とおなじよう