8月14日水曜日
姉が迷子になる夢を見る。
白猫、白猫、黒猫、パンダ猫、妹猫、クロネコ。
昨日はお盆の入りだった。
「1から100まであれば、100すべてを知り、身につけている
ぶる!
昨夜はいよいよアマゾンを注文しようとしてまたまたまたまたまた
朝はこんなふうにおもったのだ。「読むことは生きることだ、読む
猫が消える。雨雲レーダー。
昨夜肉体の調子がすこしよくない。怖い。怖いからよくなくなるし
怖い。家が流されるかもしれない。土砂に押し潰されるかもしれな
雨音を想像して怖い。轟音。屋根を打ち破るような轟音。吹き飛ば
父が昨夜また、「資格さえあればどこにでも一生働ける、食うに困
たしね、大学に行きたかったよ。勉強をしに行きたかったし、学歴
るよりも、複雑なんだよ」
気分がよくない。すこし吐き気がある。しょんぼりする。しかし、
気圧と恐怖とプレッシャーと疲れ。そう、しんどくてもおかしくな
今日はどうにも具合がよくない。身体に力が入らない。
・他人を轢き殺す
・ふいに心臓が止まる
・大地震が起きる
・土砂崩れが起きる
・罪を着せられる
・すれちがいざまにめった刺しにされる
・見捨てられる
・憎悪される
・間違える
・他人が殺しにくる
・食べ物に毒が入っている
・他人が侵入している
・盗視される
・話される
・仔猫が死んでいる
・はぴの墓が壊れる
・人間が発狂する
・熱中症になる
・犯されている
・拷問されている
・昼食を爆撃されている
・冬の森で道に迷っている
・熊に殴られている
・家族に殴られている
・他人に殺されている
・毒をもられている
・責任をかぶせられている
・ワクチンがなくて死んでいる
・餓死している
・とどに押し潰されている
・穴に落ちている
・閉じ込められている
・首を吊っている
・見捨てられている
・薬漬けになっている
・轢き殺されている
・吐いている
・嫌われている
・口べらしにあっている
・出稼ぎ先で半身麻痺になっている
・海上を漂流している
・人肉を食べるしかなくなっている
・差別されている
・蹴られている
・焼けている
・ちぎられている
・乗せられている
・買われている
・引き離されている
・折られている
今日はあまり身体がよくない。心もくったりしている。そういう日
白猫が雨に濡れている。
・わたしが死ぬ
・家族が死ぬ
・わたしが病気になる
・家族が病気になる
・わたしが家族に見捨てられる
・わたしが家族に憎まれる
・わたしが殺される
・わたしが殺す
・わたしの頭がよくなくなる
・家族の頭がよくなくなる
・お金がなくなる
書店で本を買おうかと考えていたが、買えなかった。浪費しないか
怖くなってきてしまった。
天気が怖い。
家族が出掛けてしまう。ひとりぽっち。お昼寝をする。天気恐怖症
グレーと白の猫がいる。
わたしはどうしても、決めて、無駄ではなく、間違いでもなく、真
現実をはんぶんくらいしか見ないこと。それができない。周りから
父は、動いていなければ無料だとかんじている。自分はなにひとつ
じっとして、見えない費用を重ねている。
動けばそれだけ経済も動いてしまうけれど、大きく見たら、たいた
母はそのへんが上手だ。必要なものを購入する覚悟と、生きる覚悟
遺伝子は凝縮されていく。親よりも子どもは狂っている。
狂気の領域と方向性はちがっていたとしても。
境界例、自閉、統失。
生きたいとおもう。わたしはずっと生きたかったから、すぐ生きた
そういう必死なわたしと、折り合いがつかない。
生きることをあきらめて、今日1日を今日1日分生きたい。20年
これまで生きてきたように生きてもかまわない。
ちがうように生きてもかまわない。
わたしはどのように考えたらいいだろう。
わからない。
ふつうのことをしてほしいだけなのだろう。ふつうに働き、狂わな
耐えたくないのだ。変化にも、過程にも。
完璧なものだけが求められている。
精神病になってでもいい、就職して働きたい、ふつうのひとのよう
8月13日火曜日
夢を見る。ひとつは、母と父と役所にいる。本棚を見ている。老人
ことが判明する。どきどきしながら、母に書類をちらちら見せなが
だが、書類のことを言い出したのは自分である。あんなふうに、と
つぎつぎと夢を見る。不安なのだろう。今日からお盆だ。
はぴが死んでしまって、なにかが変わったのかもしれない。みな死
助も、なんでも、やるべきことはできる。
いまわたしは、未来をどんなふうに考えたらいいのかわからない。
わたしは生きるのか。
現実は単純ではない。要素があって、原因があって…わたしはそれ
現実は単純ではない。そのことを捉えること。
そうでなければ、身動きがとれない。
意外にも、わたしは食べ物を残せない。
むずかしく、考えないこと。
感謝してもしても足りないどうしたらいい。
あたりまえみたいに生きたいね。
あたりまえみたいに生きたい。
わたしが、「生きる」って言ったら、どうなってしまうのだろう。
はぴは帰ってきているだろうか。お盆だから。お姉さんポメラニア
わたしは幽霊を信じない。神さまも信じない。それなのに、伊藤計
はぴのことを考えるとき、わたしはすこし、おかしかかんじになる
今朝は顔を洗いながら、「今日はお盆だから、はぴはもう帰ってき
もしかしたら疲れて母はメイクをしないかもしれない。母がしない
ぽつぽつ。
わたしにもできることはあるかもしれない。あるとおもう。人生は
ひとり暮らしをすると必要な予算分をないものとして貯金をして、
なにかをあきらめなさい。欲張りすぎている。
わたしにできること。
・仏壇のお掃除
・お墓参りの道案内
・たぶんすこしの家事
・たぶんすこしのお手伝い
8月12日月曜日
昨夜は寝つけない。深呼吸をする。数日間、深呼吸をしていなかっ
朝は涼しくなってきた。
頭の上に落ちてくるかもしれないピアノの下で暮らすこと。生きる
昨日母が、「そういえばアマゾンはどうなったのか」と訊く。一週
本を買わないことは、よい節約を意味するばかりではない。人生を
早めに自殺してほしい、あたりさわりなく暮らしてほしい、それは
わたしのふとしたひと言で、「え、あんた自殺してくれるんじゃな
・自殺する
・すこし働きながら実家で暮らして、両親がいなくなったらあとは
・すこし働きながらひとり暮らしをして、両親が元気なうちに、ひ
白猫がいっぴき、左を向いて歩いていく。白猫がもういっぴき、左
生きたいものだから、わたしはずっと、生きたかったものだから、
昨夜は結婚について考える。どんなにすばらしい結婚だとしても(
両親も、穀潰しのわたしが結婚していなくなれば喜ぶだろう。しか
1年くらい前か、結婚指輪を買いたいと考えていた。つまり、他人
生きることも怖ければ、見捨てられることも怖い、働くことも怖い
怖くない人生はない。受容するしかない。
わたしのミラクルクエッション…
音がする。
テキストをひらいているところをぜったいに家族に見られたくない
あたらしいスリッパに馴染んできた。
白猫がいない。
できるべきこと、するべきこと。
努力すれば死なずにすむと考えるとき、なにかが歪んでいる。努力
働いてもいないのにこんなに身体がぎりぎりで、どうすればよいの
ふつうの人間になりたい。
働けて、暮らせて、眠れて、食べることができて…
日にいちどは必ず倒れる三角の物干し竿を父が作ってから、顔を拭
昨日の夜くらいから、今日は、なんとかやっていけるかな、難しく
命がけで生きている。
意味だけを生きている。価値だけを生きている。
わたしは考えすぎた、考えなさすぎた。
ひとは、自分にないものを求める、自分に不向きなことをする、苦
わからない。他人はどんなふうに生きているのだろう。どうして自
わたしは、他人のようにはなれなくてもいい。趣味はなくていいし
だけど、わたしが望む生命も、奇跡だ。
身体の力を抜きたい。思考を止めたい。
板挟みになっている。だれもが自分の思考の板挟みになり、他人の
わたしが望むものも、望んではならないほどのものだとわかってい
すこし頭がよくない。
地面に落ちたタオルケットをじっと見ていたら、母が洗い直してく
田舎に移住をして無農薬野菜を作っているひとをテレビ画面に見て
金がない、金がない、明日にも食うに困る。そう、聞きつづけて、
わたしがもしも違っていれば、父を反駁するように、貧乏で、金も
もう心配したり、考えたりしても、しかたがない。将来は決まった
なにかをするから、しないから、生存を許される、と考えることは
蝉がないている。
母が、「飲んでみようよ」と言ってくれたおかげで、セブンイレブ
他人から見れば、おそろしく低速な人生だろう。それでも、わたし
なんだか気分がよくない。とおもっていたら、今日はとても暑いの
深爪をやめて、2週間に1度爪を切るようにする。明日が爪を切る
生きることは、「頭の上に落ちてくるピアノの下で暮らすこと」な
なにひとつ変われていない気がしていたが、朝ごはんをまえよりも
夜も、あきらめずに眠るようになった。
なんだかしんどい。なにか食べるか、と訊くと、「歯を磨かなきゃ
想像するだけならば、好きな食器を使えるとか、喪服を買えるとか
ふつうのひとのふりをするのだ。ふつうに働いて、ふつうに暮らし
なぜ?
取り返しのつかない。
働いて、暮らして…捨てられている…そこで倒れたら、2度と、2
閉鎖病棟、よだれ、ケアハウス、生活保護。
ふつうのひとのふりをすること。
自分の限界を越えないこと。
越えないこと?
途方もない。けれど、ふつうのふりをすること。
「ここにいていいよ、家事を手伝って、すこし働けたらいいね」
わたしは役に立たない。わたしは家族に手伝いを求められていない
さあ、覚悟を決めよう、生きていこう。
家族に恩返しがしたい。
居間にいたい。家族とすごしたい。だけどそれは許されない。ここ
「わたしの考え方はまちがっている」とおもう。おもいながら、歩
まちがっている。ここで生きるのだ。できることはあるだろう。運
そうだ、そうするべきだ、とおもい、それからふと想像する。父と
命が100あっても足りない。わたしは母の代わりにはなれない。
介護や手伝いは想像してきたが、元気いっぱいな父と(そして弟と
両親はいまは元気だが、ずっと元気なわけではないかもしれない。
病気の両親を介護すること。残された元気な家族と暮らすこと。
わたしは、もしもひとり暮らしをできたとしても、だから家族と離
へんなかんじ。
わたしは、歩きながら、考えながら、強くなりたいとおもう。ひと
ほしがりすぎだろうか。
いつか、母に訊いてみたい。「わたしはひとり暮らしをするべきか
訊きたい。仕事に通って。
わからない。わからない。
わたしは、父が言うように、努力が足りなかったのだろうか。
8月11日日曜日
昨夜は、「わたしの命の価値は金儲けにしかない。そのように育っ
わたしはいまでもプログラムだ。
「努力をしていないからだ、がんばっていないからだ」
・生きることをあきらめる
・生きることを受け入れる
「できることなのにしていないからだ、バイタリティをもたないか
父の言葉はわたしの言葉になった。
昨日、わかりやすくしたくて、メモを書いてみた。はじめはよかっ
わたしのなかで、「取り返しはつかない。一生顔をあげられない」
わたしの望み。
・身体がやすらぐこと。くたっとできること。
意味のない人生は生きられない。意味は金儲けにある。物心つくよ
いまならばわかることも、子どものころにはわからなかった。路頭
父は地のものだったから、家族がいるせいでお金に困る、という現
ひとはなぜひとを愛せるのだろう。
わたしの気持ち次第だ。金儲けプログラムを解除するか、ロボット
「家族を養う」「家族に見捨てられない」以外の意味があるだろう
昨日母があたらしいスリッパを下ろしてくれる。うれしい。
マットレスの裏を消毒して、部屋の隅や、窓のレールを拭く。母が
年にいちどの心臓を危機にさらす。心臓だけではない、血管も骨も
年にいちど、母と出掛けて、心臓を破裂させかける。とてつもない
ふしぎなことに、パニックと、共振と、不整脈は、どれも異なる感
「踊ったり、野球をしたりして、楽しんでいるほうがいい。人間は
今日は、「わたしにはできないだろう、たどり着けないだろう」と
遊んで暮らすわけにはいかない。
8月10日土曜日
昨夜は寝つけない。カフェインか。食べすぎていた。
朝目が覚めて、お腹をさする。昨夜は深呼吸をしたけれど、頭の中
父がすっかり機嫌を損ねている。わたしよ、テレビを見ないでくれ
テレビを見る時間、居間にいる時間、家族といる時間が、ほしくな
考える、考える。春から働けることを考える。あれ、弟の目覚まし
考えて、メモをしたい。わかりやすくする。
今日はすこししんどい。熱ぽい。身体がお疲れだ。細胞がお疲れ。
エクセルのメモをノートに書き写す。
今日はまったくお疲れだ。無理もないでしょう。いろいろあったも
半月がまぶしく光っている。夜。あれはなぜだろう。なぜだろう。
エエト…やはりすこししんどいね。
お疲れだ。
来春までのこと。
・月一冊の知る読書
・多読してよい(最後かもしれない)
・資格の勉強
・これまでのように図書館などに出掛ける
・12月アルバイト
・詩を書く(できればまとめる)
・夜の散歩をする
・予算を整理する
・お皿を洗う
・自室を掃除する
来春からのこと。
・働く
・働いてみて、かんじてみる、できそうか否か
・働くことはできそうだが職務内容は難しいなら、つぎの年度から
・職務内容もなんとかできそうなら、資格の勉強と知る読書をして
・フルタイムでは働けないとかんじたら、月8万の収入を得て、実
・働けないとかんじたら、どうしようか
・1年間60万円貯める
・読書は精読をする
ないこと。
・無職
・福祉
お盆がはじまる。母と午前中のうちに買い物に行く。とつぜん、パ
しばらくして、自分の存在を消していることに気づいた。わたしは
祭りがはじまる。ニュース映像を見ながら、そして、毎年と変わら
他人のたのしみを奪うひとがいることを、父以外にもいるというこ
わたしはいったいなにをしてきたのだろう。わたしの人生ってなん
わたしがもしも他人ならば、ばかなことをしてきたね、と笑えただ
疲れている。発作が起きたことは悲しいことだ。それでいっぺんに
メモを書きたい。わかりやすくしたい。なにも考えなくていいくら
わたしはなにをしているのだろう。
そんなふうに戸惑って、考えて、思考を応え…
じゅうぶん生きている。
ここでいいよ。
わからない。
わからない。
寝不足もある。疲れもある。緊張もある。頭が落ち着いていない。
強烈な立ちくらみ。
無為に過ごしてもいいんだよ。わたしは時間を生きすぎる。
8月9日金曜日
昨日雑貨屋でかわいい猫の小物があった。「初任給をもらったら、
眠る前に、自分の心を、ねじり切りたくなる。
わたしはどうすればいいのだろう。
どこへ向かえばいいのだろう。
友人がもつトランクケースの中に、たくさんの刺し子がある夢を見
・家族に養われる
・自立できる収入を得る
・ひとり福祉を受ける
・結婚
・首吊る
ひとりぽっちで生きる覚悟も、家族から離れる決意も、他人と関係
さんざんだ。さんざんだ、と両親はおもっているだろう。どうにも
生きていい、と言われたいのだろう。
それはあきらめなさい。
にんにくの匂いが消えない。
仕事の話はされない。なぜだろう。話してほしい。仕事の話ではな
それもあきらめなさい?
会話が失われたら、あとはなにが残るの。言葉で、父が母を絡めと
疲れているのだろう。無理もないではないか。よく考えてみなさい
自分が、どれほど、損なわれてしまったのか、風のようにときおり
それならば、これからさきも、わたしは悲観しないだろう。脳が適
お給料…
わたしの大切なこと
・窓の外を見ること
・無音
・葉っぱや鳥を見ること
・朝陽を見ること
・8時間眠ること
・歩くこと
・暖かいこと
・暑すぎないこと
・ルーチンができること
・他人に関わられないこと
・他人の声が聞こえないこと
苦しい。苦しい。怖い。
昨夜は殺人者の光。
わたしはどうしても生きようとしてしまう。わるい癖だ。働いて、
「努力すればできることを努力しないでしていない」
母が、「もしかしてみんなすこしは頭がおかしいのかな」と言う。
わたしの正常範囲はとてもとても狭い。
Deemoにふたたび挑戦すると、こんどはダウンロードできたが
生きることをあきらめられない。
今日は父がとても英語。
わん。わん。わん。
エド・シーランのphotographを見て、涙をこぼす。つよ
仕事に行くことになって、なんとか行けそうだとわかったら、その
仕事の話がなくなって、ほかの仕事も見つけられなかったら、その
このふたつの人生は、じつは似たようなものだ。
このままではあと何日間もわからない。勇気を出して、仕事の話を
花火があがっている。
もうひとりの幼馴染みに会う。話をする。人間と話をする。とはい
幼馴染みは、すこし辛いのかもしれない。わからないけれど。わた
「鬱病になってから、ひとが変わってしまった。あの几帳面で、腕
たくさんのひとが、鬱病の話をする。けれど、わたしにはわからな
わたしにわかること、わたしが実感することは、「ほとんどのひと
では、春から働けるようなつもりで、考えようか。