つよく生きているか

2019〜2020のくらむせかい,くらむの日記

8月10日土曜日

昨夜は寝つけない。カフェインか。食べすぎていた。
朝目が覚めて、お腹をさする。昨夜は深呼吸をしたけれど、頭の中は考えて考えて、考えていた。金曜日の夜はたいてい疲れが出る。ほっとするのかもしれない。食べすぎるし、テレビを見てしまう。
父がすっかり機嫌を損ねている。わたしよ、テレビを見ないでくれ
テレビを見る時間、居間にいる時間、家族といる時間が、ほしくなる。

考える、考える。春から働けることを考える。あれ、弟の目覚ましがなっている。こんな早い朝に!

考えて、メモをしたい。わかりやすくする。

今日はすこししんどい。熱ぽい。身体がお疲れだ。細胞がお疲れ。
エクセルのメモをノートに書き写す。
今日はまったくお疲れだ。無理もないでしょう。いろいろあったもの。それに気圧が忙しい。すこし休んだほうがいい。
半月がまぶしく光っている。夜。あれはなぜだろう。なぜだろう。夜は赤い光が走る。銀河鉄道ように、カーテンレールのすき間から射し込むヘッドライトが、がたんごとん、走っていく。

エエト…やはりすこししんどいね。
お疲れだ。

来春までのこと。
・月一冊の知る読書
・多読してよい(最後かもしれない)
・資格の勉強
・これまでのように図書館などに出掛ける
・12月アルバイト
・詩を書く(できればまとめる)
・夜の散歩をする
・予算を整理する
・お皿を洗う
・自室を掃除する

来春からのこと。
・働く
・働いてみて、かんじてみる、できそうか否か
・働くことはできそうだが職務内容は難しいなら、つぎの年度から勉強をする。最後の年はできれば、ひとり暮らしをする。そして数年後に転職するときには、就職またはフルタイムで働く。
・職務内容もなんとかできそうなら、資格の勉強と知る読書をして、就職する
・フルタイムでは働けないとかんじたら、月8万の収入を得て、実家で暮らす
・働けないとかんじたら、どうしようか
・1年間60万円貯める
・読書は精読をする

ないこと。
・無職
・福祉

お盆がはじまる。母と午前中のうちに買い物に行く。とつぜん、パニック発作が起こる。とくべつ緊張していたわけではない。降って湧いたように起こる。緊張する心臓と、パニック発作を起こして心臓はちがう。圧倒的にちがう。
しばらくして、自分の存在を消していることに気づいた。わたしはそのようにして対処していた。

祭りがはじまる。ニュース映像を見ながら、そして、毎年と変わらず、罵倒する父の声を聞きながら、「わたしはいったいなにをして生きてきたのだろう」とふいに考えてしまう。わたしは、父の好きではないもの、ばかなことだと判断される行為、愚か者だと言われる生き方を、避けてきた。部活をしなかった。友だちをもたなかった。大学に行かなかった。音楽を聞かなかった。ハンバーガーを食べなかった。バラエティ番組を見なかった。化粧をしなかった。踊らなかった。そうして、父の傘下に、入ろうとした。いちどでも入れたか?
他人のたのしみを奪うひとがいることを、父以外にもいるということを、知ったのは最近だ。小説に書いてあった。感動して観る映画すべてを、隣でこき下ろす。同じだ!
わたしはいったいなにをしてきたのだろう。わたしの人生ってなんだったのだろう。父に認められたくて、母に捨てられたくなくて、それだけだった。就職して、一生そこで働いて、両親と家族を養う。そのためにしか、なにも、考えてこなかった。なにも。
わたしがもしも他人ならば、ばかなことをしてきたね、と笑えただろう。しかしわたしは、わたしにだけは他人ではない。憐れむことも、憎むことも、あざ笑うことも、考えているほどは、うまくできていないだろう。

疲れている。発作が起きたことは悲しいことだ。それでいっぺんにつぶれてはいない。感謝すべきだろう。

メモを書きたい。わかりやすくしたい。なにも考えなくていいくらい。

わたしはなにをしているのだろう。
そんなふうに戸惑って、考えて、思考を応え…

じゅうぶん生きている。
ここでいいよ。

わからない。
わからない。

寝不足もある。疲れもある。緊張もある。頭が落ち着いていない。

強烈な立ちくらみ。
無為に過ごしてもいいんだよ。わたしは時間を生きすぎる。