つよく生きているか

2019〜2020のくらむせかい,くらむの日記

8月23日金曜日

奇妙な夢ばかり見る。複雑で、もの悲しい。ひとつの夢では、ひと りも人間がいない、とおもったら、ひとりだけいた。

早めに起きてしまう。時計を見てしまったのだ。トイレットペーパ ーがなくなったから。布団の中にいたが、メモをすることにする。

社会への参加試験だ。最後の機会でもある。
そこが最後で最初だが、最後にはならない。

社会人になったら、気兼ねなく、勉強できる気がしていた。そうは ならないかもしれない。そんな勉強よりも、こちらを勉強するべき だろう、そんな声。

そこでがんばること。ここでがんばること。それからさきは、きっ と、べつのところに変わる。
そのことを忘れないで、歩くこと。

身体がぎちぎちだ。やすらげない。加速。やすらごうとして身体が 謀反を企てる。

ノートもわからない。なにもわからない。なにもわかりやすくない 。メモもない。

よくないかんじではないけれど、頭が落ち着いていない気がして、 音楽を1曲聞く。そういうことができることに、胸が満たされる。 ほんのすこしのこと、あるかないかのこと、それがわたしの、かけ がえのない、成長だった。

感謝すること。

父が英語に憧れる理由をかんじた気がする。ものが言いたい、それ だけなのかもしれない。

ヨーロッパの山並みを見て、ビルだらけの日本をこきおろす。美術 品を見て、殺して盗んできた、と言う。父はそういう考え方をする 。

人間に留学する。

人間に留学するインターン生。

ファンデーションを塗った。えらい。えらい。今日は母と出掛ける 日。目の前を見ること。

抜まつげ癖をやめないと、はげてしまう。

こんなふうに1日1日を生きていて、ある日ミサイルに殺されたり するのか。明日や、明後日や今夜、地面が裂けるのか。
ふしぎなかんじもするし、ふしぎでもないかんじもする。精神視野 狭窄であると同時に拡散している。

いまの時代とか、この国とか、文化とか、消費税とか、そういう話 を父はする。大真面目にしている。それはたぶん、おかしなことで はない。
わたしは、なんだか、そういった話と現実と現実の折り合いがつか ない。他人がしたら非難することを自分では平気でしたり(運転) 、国境がどうとか…税金、虐待、廃棄物、肉食…
わからないのだ。みな平気な顔をして、議論をして、意見を言って 、非難して、指差しあって、それから、生きている。
なんで生きられるの。
生きてる場合じゃないのに。

頭ではわかるのだ。あらゆる問題を、ひとつずつ解決するなんて無 理で、だからあらゆる問題を、ひとそれぞれが関心をもてばいい。 だれかがひとつ取り組んで、ほかのひとはほかの話をして、 それでいいのだろう。同時なのだ。並列。拉致も、 マグロが死なない水槽も。

頭ではわかる。だが、精神が混乱してしまう。いまだれかが地雷を 仕掛けている。それは地球の話だ。

地球。

頭がすこしへんだ。

白猫いる。
白猫以外いない。

今朝はからすがなんわもいた。じゅうくらいいた。

気持ちが落ち着かない。苦しいというよりは、興奮しすぎているの だろう。