7月21日日曜日
昨日は午後に母と出掛ける。渋滞で止まっているときにとつぜん気
そのときは、ほんとうに驚いた。自分が苦しくないことにも、とい
苦しいことは、はじめから終りまで、つづいるものだとおもってい
朝からベトナム人実習生の過労死や失踪や搾取や虐待のニュースで
わが子の幸せを願う脳機能は父にはない。それは人間のバリエーシ
わたしが出稼ぎに行って、一生実家に仕送りをつづけたら、父はわ
できることならば、いまも、そうしたい。
つとめを果たし、生きてよいものになり、生きたい。
できることを見つけるのではなくて、できる場所を見つけた弟を、
できるということは耐えられるということ。
他人とおなじことができないわたしは、お金を稼がないわたしは、
入院しているひと。
ひとりぐらしをしているひと。
通信制大学に通うひと。
アルバイトをするひと。
恋人がいるひと。
旅行に行くひと。
生活保護のひと。
考えるな。でもひとつだけ、あなたは…。
わたしにあきらめてほしい。
わたしに受け入れてほしい。
出掛けたら、もうわたしをだれも見てくれなくなる。保護してくれ
わたしは、猫や、自然を見ていたいのに、父は、レイプや、過労死
今朝母が朝食にあんバタートーストを作ってくれた。これは理想の
カウンターの向こうでベトナム人が死んでいる。
わたしは統合失調症ではない。
わたしは統合失調症ではない。
わたしは生きてはならない。
わたしは生きてはならない。
なぜ。
お金を稼いでいないから。
とうぜんではないか。
働かない人間を置いておける場所ではない、ここは。
ここは父と母の築いた場所で、わたしは含まれてはならなかった。
契約違反をしたのだ。
わたしは働いて、家を出て、あるいは家に寝に帰り、家族を養わね
ここにしがみついている。
ほんとうはわかっているのか。出掛けて、もう両親の保護はあきら
そこまでして生きたいのか。死が怖いか。しかしひとは死ぬぞ。
理想
・両親が、アルバイトをするわたしを認めて、励ましてくれる。力
なにひとつ、耐えられないのか。
暴れまわりそうな気持ちだ。不安だからだ。不安でたまらないから
ぜんぶわたしのせいなのだ。わたしが選び間違えたのだ。ずっとそ
ぜんぶわたしのせいなのだ。
重すぎる値段の高い自転車をねだってしまった。しかも通学路が怖
私立高校に入学してしまった。毎月の学費、高い制服代、定期券ま
ぜんぶわたしのせいなのだ。
仕事を辞めてしまった。首を吊りもせずに、トラックにもつっこま
あわてて自分の行動を取り消す。でも、手遅れだ。間に合うことは
たったひとつだとわかっているではないか。
両親の求めるものはたったひとつ。
前職で正社員として働き、病名はなく、家庭の邪魔にならない、そ
わたしがわたしに求めるものはたったひとつ。
わたしの生存だ。
わたしの生存は叶えられない。
どうしてだいじょうぶでいられなかったのだろう。だいじょうぶで
父がこき下ろしている。気象庁を。
家族に感謝をしたい。家族の幸せを願っている。恩返しがしたい。
だから、自殺を願われて、わたしはその通りだとおもう。怖くて…
死ねない理由は恐怖だった。
たとえいま気に入られなくても、このさきも気に入ってはもらえな
わたしがわたしであるかぎり、このままだ。
わたしはわたしではないものにならなければならない。
できることがあったり、かんじなかったり、だいじょうぶなものに
わたしがわたしであってはならない。
たぶんね、わかっている。
わたしは自殺をするしかない。
他人になれたらよかった。わたしではないものがわたしであれば、
でもわたしだった。
心が死んでしまうことも、体が死んでしまうことも怖い。
なにが死ぬことも怖い。
わたしが死ぬことも、わたしではないものが死ぬことも、家族が死
でもわたしはいま家族を殺しているのだろう。
わたしが生きているかぎり、わたしであるかぎり、家族は救われな
自分で選べ。靴下を自分で選べ。
そして間違えても自分ひとりで背負え。自分ひとりで償え。
独立しろ。
よりかかるな。
わたしから解放しろ。
そんな現実のなかで、わたしはもう「わたし」と言うことに疲れて
家族を愛しているから離れる。
そうできなければならなかった。
わたしはできなければなはなかった。
わたしはできなければならなかった。
できろ。
できろ。
他人と同じことができろ。
父が望むことができろ。
できないものは要らない。
金にならないものは要らない。
ここちよいものしか要らない。
自我は要らない。
わたしは要らない。
要らなかった。
要らない子でごめん。
って言えない。
どの口で言えばいいのだ。
だいじょうぶであればよかった。音楽も、絵も、表情も、言葉も、
本気で自分を信じて、本気で現実を諦めれば、いまは理解されなく
こんぐらがっている。
すこし眠い。
わたしは統合失調症ではない。
わたしが動くことが迷惑である。我慢してとは言えない。なぜなら
わたしはなにもできないだろう。
わたしわたしって言うのもうやめてよ。
働いてよ。
ここでいて。
庇護下にいて。
正しいものに従って。
そうして。
正しいもの…
疲れてしまった。
わたしは一生両親の穀を潰して、まったくの価値をもたず、死ぬの
変われない。
変われる。
変わるしかない。
変われ。
わたしでは一切ないものになれ。
病弱児として、ゆるされることは、ない。
自殺してほしい。
わたしに自殺してほしい。
メイクをした。集会所へ選挙投票に行く。指名は父の指示通りに書
親戚のなかにいると、頭がぼーっとした。わたしという存在感がわ
今日にも、いまにも、死ぬかもしれないのだから、気負わないでい
自殺するなら、壊れるまえに、失われるまえに、見捨てられるまえ
破壊し、破壊されるまえに、自殺すること。
見捨てられることが怖いのだから。
呆けてしまって、することをして、生きたらいい。
今日事故死するかもしれない。
そのときに…。
わたしがあまり賢くないことは、つまり社会的に器用ではないこと
アルバイト中に、見果てぬ夢のなかばで、つまりなにかを勉強して
なぜだろうね。
わたしは定まらないことに不安を覚える。一生の生き方をわかって
自らが定めたものには、どこまでも疑いがつづく。選択がまちがっ
話ができたらいいのに。
母と父と、話ができたらいいのに。
でもそれは無理なのだ。
なぜならば、わたしが自分の責任をひとりで負えないことを、両親
親戚の中で…
でもわたしは幸運だろう。結婚が不可能な理由を生まれもっている
いとこのお姉さんたちは苦しいかもしれない。学校を出て、就職し
去年か、そのまえか、わからなくなってしまったが、「わたしも結
でも、一生にいちどだけ、言えてよかったのかもしれない。
狂っている。
考えるな。考える。考えるな。
なにも難しいことはないではないか。わかっているはずだ。
わたしがすること。
・アルバイトをする
・前職に就職する
・狂っても、狂いきるまでやめない
そしてどうなるだろう。
父の言う通り、わたしはバイタリティを獲得して、恥ずかしくない
それが実現しなかった場合は、閉鎖病棟と世帯分離と見捨てられて
「わかった。もうよくやったよ。あと20年ここにいていい、いっ
死にたくない。自殺したくない。怖くてたまらない。
働けない。働かなければならない。
自殺するか、働くか。どちらかしかない。
働けなかった。