8月15日木曜日0
午前4時停電する。わたしは役に立ちたがってだめ。そのままに放
真夜中から暴風。屋根が飛んでいないはずない。
葉が揺れる音が近づいてくる。そしてわたしたちが揺れはじめる。
恐怖と畏怖がまざりあう。
灯りがなくて本が読めない。
お盆でよかった。はぴはここにいるから、だいじょうぶ、よかった
冷蔵庫腐って冷凍庫腐る日。
午前2時から目を覚ましては眠る、繰り返している。そんなにはし
音は怖いけれど、澄んでいる。人間の意思が介入しないものの、つ
炎が揺れていた。わたしが朝食の皿を洗っているあいだ。ろうそく
雨戸をほんのすこしだけ開けて、外の光を取り込む。
「いっしょうけんめい生きた」「できることぜんぶした」
「なしとげませんでした」
生きて死んでいくってどんな気分だろう。
窓の外が見られないと落ち着かない。焦り、圧迫感…
腕を殴る殴る殴る殴る。医者の娘で自分も医者で脳の中に声が聞こ
どこにも居場所がない。
父の言葉に父の姿勢に父の思考に全面的に同意しひれ伏しあがめ己
父に付き従わなければ居られない。ここに居られない。
音楽は麻薬だ。映像は麻薬だ。
わたしはなにひとつ捉えのがしたくない。適当に感じたり、感じな