7月30日火曜日
暑い朝。弟とふたりでいる家に台湾人の強盗が現れて、強盗に財布
今朝の朝食は、青年が熱中症で死んでいく様子を訊く。重度身体障
父を見ていればわかる。父の言う通りだ。男はみな、殺すものだ。
わたしは心がどうにかなりそうだから、ニュースを見たくない。毎
心が他人にねじられて、悲鳴をあげている。怖くて、悲しくて、息
わたしをねじりつぶすものに、ねじりつぶされようか。
身体が困っているだけであるという場合が往々にしてある。のどが
他人に素直にはなれないかもしれない。もう無理かもしれない。あ
自分の中でだけは、自分を認められないだろうか。
他人は、「痛くてはいけない」と言う。
わたしはわたしに、「水を飲もうか」と言えるか。
常にわたしは間違いだった。わたしの存在は間違いだった。なぜな
父はわたしを求めなかった。
同じ父はわたしを否認する。
ほんとうは、父は放任主義などではなかったのかもしれない。
父の愛することのできるものがほしかったのだ。
生徒のように愛することのできるものが。
愛は利用だ。
エリート思考なのは父だ。無関心な対象をこき下ろすことはない。
わたしは、無関心だろうか。
現実が決まると、思考は役に立たなくなる。思考は動力にならない
わたしはこれからなにを考えればいいのだろう。
なにを考えて生きたらよいのだろう。
家族をあきらめたときに、父が生徒を愛するように、わたしは家族
なにのことを考えていたのだろうか。
わからない。
読みはじめて、あまりにも近すぎる、とおもえて、怯んていたが、
動揺するたびに、距離を考える。それでよいのだろう。
わたしはこれからどうなるのだろう。
頭がいつのまにか高速回転している。思考が回転している。止まら
叫びそうになっている。
考えは必要ない。もう考えは必要ない。
頭が回転している。